お受験ロスではなく、お受験疲れになっていませんか
今日で、2017年は終わりますね。
何気なく、お受験をしてみようかなと思い立った春からあっとゆう間でした。
試験の合格発表を見るまでは、合格してこの小学校の制服を着ている息子の姿を想像したり、通学方法や定期の料金などを調べたりと夢見心地で過ごしていましたので正直ショックは大きかったのですが、それと同時に「パンッ!」と夢から覚めて正気に戻りました。
国立の小学校受験は、全て「運」だなと、改めて考えさせられました。よく、小学校受験は「親の受験」だと書かれている記事を目にしておりましたが、その意味もよく分かりました。
最初は興味本位から始めたお受験でしたが、模試の結果に親が浮かれてしまい知らず知らずのうちに息子への期待が高まり、必死になっていました。国立小学校はペーパーだけでは合格しないこと、抽選があることなどは重々理解していましたし、宝くじみたいなものだと頭では理解していても、「もしかしたら」という思いが強くなり周りが見えなくなっていたのだと思います。
あの合格発表を見た瞬間から「ハッと」我に返り目が覚めたのですが、「終わった~!」という安心感からか親の私のほうが脱力してしまいました。
お受験を経験して息子から教えてもらったこと
「今日から、もう冬休みだし好きな事して良いよ!楽しいクリスマスとお正月を過ごそうね!」と子供に言っても、子供は「もう勉強しなくても良いの?」と戸惑うばかりです。
そうですよね。試験当日ギリギリまで問題を解いたり口頭質問のやりとりをしたりと、沢山頭の中に入れてきたのに、「もういいよ!」と当然言われても戸惑いますよね。
私なら「やったー!!」と言って、大喜びするかもしれません。今までのストレスや我慢を発散させてやりたいと思い、言ったのですが息子から出てきた言葉は「何かやりたい。」でした。
「何でも良いから、何か勉強したい。」と心から息子はそう思っていました。親の私たちは、お受験を目標に勉強をさせていましたが、息子はお受験の意味をあまり理解していないので、いつの間にか勉強することが「毎日の日課」になっていたのです。
年明けには、広島大学東雲小学校の受験があります。ただ、今までみたいな「もしかしたらという期待」はありません。今の私は、全く「無欲」です。
息子に「期待」がないという、失礼な思いではなく「結果どうあれ、神様は必ず息子にとって良い道を導いてくださる。」と思えるからです。
ただ、この息子の日課になった勉強を本人が楽しんでしていた事に驚きました。必死になって勝手に疲れていたのは親の私だけでした。
この小学校受験を経験して、息子が勉強を好きになってくれた事や机に向かう習慣、何でも良いから勉強したい!という思いが芽生えた事は本当に宝物になりました。
1校の試験が終わって、脱力していた私ですがもう1校に向かって最後まで諦めずに頑張ろうと息子から教えてもらいました。
何事も「慣れ」はこわい!予期せぬアクシデントが続々出てくる訳
子供の性格が受験に不向きでも、国立小学校なら可能性はあるかも?
広島大学附属東雲小学校の試験は出題分野が幅広い
必ず出題される「お話の記憶」は試験まで毎日続けていこうと思いました。広島大学附属東雲小学校は、ペーパーが「お話の記憶」1枚だけであとは鉄棒や平均台、口頭質問などペーパー以外のカテゴリーが幅広いので、広島大学附属小学校よりも難しいような気がします。
お受験を経験したママからも、「全てパーフェクトにできる子が欲しい訳ではなくて、できなくても諦めずに頑張れる子供を求めている。」という事は聞いたので、ますます「合格基準」が分かりません。
できる事は何でも、させて当日の試験に備えたいのですが広島はネットでもお受験情報がなかなかないのです。
なので、私がこのブログを始めようと思ったきっかけにもなったのですが、これも「運」ですね。
広島大学附属東雲小学校受験に向けての課題!苦手な鉄棒を克服するために!
おわりに
子供の小学校受験をしながら、ブログを書いてる場合じゃない!と思った日々もありましたが、全国から沢山の方がこのブログを見に来てくださり本当に励みになりました。
小学校受験真っ只中の方や検討されているかた、同じ悩みを持つ方に少しでもお役に立てる情報をお届けする事ができていたら嬉しいです。
これから、まだまだ書き続けようと思っておりますのでまた来年もよろしくお願いいたします。