息子を受験させようと考えている小学校は、広島大学。広島大学附属小学校です。
この小学校のみの受験です。私立や他の小学校は考えていません。(←後に、気持ちが変わります)
広島大学附属小学校か公立の小学校のどちらかということになります。
広島市には国立の小学校が2校あります。広島市の国立小学校について調べてみました。
広島市にある2校の国立小学校とは
先ほどお話ししたように、広島市には国立の小学校が2校ございます。
「広島大学附属小学校」と「広島大学附属東雲小学校」です。
「広島大学附属小学校」は広島市南区翠、 「広島大学附属東雲小学校」は広島市南区東雲にございます。
翠校とよばれている「広島大学附属小学校」は小、中、高とあります。
しかし、小学校に入学できたとしてもエスカレーター式に進級できるわけではありません。
小学校から中学校への進学率は30%~40%と言われています。
かなりの狭き門ですので、小学校に入れたとしても中学校に進級できるように頑張らないといけません。
もちろん、中には中高一貫校の私立を希望されて行かれる方もおられます。
もう一方の「広島大学附属東雲小学校」は小、中とあります。高校はありません。
こちらも同じくエスカレータ式ではないので、入学しても頑張らないといけません。
広大付属小学校の志願者数と試験内容について
平成29年度の入学児童の募集での願書の数は女子183名,男子197名でした。
募集人員は男子32名、女子32名なのでかなり難関だと感じます。
想像以上に狭き門。
いったい競争率は何倍なんでしょうか。
昨年の様子を調べていると、試験日は男女別となっていました。
そして、一番驚いたのは試験に合格できたとしても、最終的には抽選で決めるということ。
「運」も必要ということになります。
過去問を見ていると、試験時間は1時間30分程度で数量や図形など基本的な問題が出題されるのと手作業や発表、集団行動、ゲームなどの試験がある年もあります。
広島大学附属東雲小学校の志願者数と試験内容について
広島大学附属東雲小学校の志願者数は不公表でした。
募集人員は男子36名 女子36名でしたので本校より少しだけ多いですが(複式学級で各4名)こちらもかなりの難関です。
「広島大学附属東雲小学校」の試験内容はペーパーの他に運動や発表の試験があり、例年午後3時ごろに解散なので、入試の日は親子共にお弁当を持参いたします。試験時間が長いのが特徴です。
過去問をみると衣類をたたむ、道具を袋や箱に片づけるという問題は毎年出題されており、躾面を重視した試験内容が多いです。
その他、「ボール投げ」、「平均台」、「鉄棒」、「マット」などの運動が出題されています。
「広島大学附属小学校」の試験は12月で「広島大学附属東雲小学校」の試験は1月に実施されています。
おそらく通学許可区域にお住まいの方であれば、両方受験する人がほとんどだとは思いますが、我が家は自宅から東雲までの通学となると交通手段が難しいので広島大学附属小学校のみで受験をする予定です。(この時は、そう思ってました)
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小学校受験の厳しい現状を知り不安でいっぱい
この試験内容を知った時、頭に浮かんだのは「塾」。
塾に通わせないと、到底難しい事は納得しました。
だけど試験に合格しても抽選でダメだったらという思いや、今から塾に行かせてついていけるのだろうかという不安もあります。
まだ「お受験」という意味も分からない息子にさせるのはどうなんだろう。
などと色んな事を考えました。
主人が受けるだけ受けさせてみたらという気持ちも分からなくはないのですが、現実はそんなに甘くはないし、受験させるのであれば、少しでも問題が理解できるようなところまでは勉強させて試験に挑みたいという気持ちがあります。
主人は中学受験を経験しているので、中学受験がどれだけ大変なのかは私以上によく分かっています。
主人が中学受験を知ったのは小学校5年生の時です。友達が中学受験をするのを知って自分も挑戦したくなったそうです。
ですが、小学校5年生からではスタートも遅いのでどんなに勉強しても追いつけず公立の中学校に行きました。
主人は自身の経験から、親が道を作って選択肢を広げてあげたい。という思いが強く、今回の小学校受験も決めました。
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塾と自宅学習の違いとは
塾ではやはり対策もしっかりされていて、生徒が理解できるような教えかたで学べますので塾だと確実に受験対策ができます。ペーパーだけではなく、集団行動などの試験もありますので自宅学習だけでは難しいと感じ、模試だけは受けに行っています。
自宅学習は、始めたばかりですが正直、分からない事だらけです。
まず、何から始めたら良いのか分かりません。出題傾向なども過去問を見るだけでは理解できません。
お受験科目はかなりの数ありますので、書店に行ってもどれから始めたら良いのか分からないくらいの種類があります。模試を受けて、できなかった問題の似たような問題集を購入して手探りで勉強する感じです。
もちろん、私立と国立では出題傾向が違うのでそれがなんとなく理解できるまで時間がかかります。受験の情報が全くわからないので、過去に受験された方のブログを見てみたり模試の間にセミナーが開催される塾の模試を受けに行っては情報を得ています。
自宅学習で9月から始めて合格できたという方や、抽選で残念な結果となってしまったけど、繰り上がりで入学できたという方もおられました。日々、勉強です。
あとは、息子に受験の話をするべきかしないべきかで悩んでいます。受験の自覚を持たせて目標に向かって行く事は大事な事だと思いますが、まだ幼稚園という事もあり友達と違う小学校に行くというだけで、嫌がりそうな気がします。
楽しんで自宅学習をする事ができるなら、お受験という意識を持たせなくてもいいのかな。
もう残り数ヶ月なので、たとえ「記念受験」になったとしてもある程度のところまでは仕上げて受験させてやりたいという思いだけです。
最終的なゴールは「就職を含めどんな人生を歩むのか」。
高学歴でも社会に順応できないというニュースはよく聞きます。
どんな人生を歩んで欲しいか考えた時に、周りからかわいがってもらえるような人になってほしいと思いました。
まずは、親の私たちが迷いなく目標まで導くことが一番ですね。