模擬試験までにしてみたこと
模擬試験までの間、数日でしたが「広大付属小学校の過去問」と「お話の記憶」だけは勉強しました。
「お話の記憶」とはテープや口頭で物語を聞いて、その内容について質問されるもので話の長さは短いものから長いものまであります。
物語によっては動物や食べ物などが何種類も出てきたりして、覚えきれないようなお話もあり頭の中が真っ白になります。
何が難しいのかというと、絵がない状態で「耳」で聞くだけなので集中力と記憶力、物語の想像力などが必要となります。このどれかが、少しでも欠けると全く分からなくなります。
しかし、この問題は国立も私立もほとんど毎年出題されている傾向なので必須科目です。
まだ、どんな問題集を買ったら良いのかも分からないし息子の得意、不得意が全く分からなかったので、過去問をしてみて出題傾向の多いもので苦手そうなものからしてみようと思い、「お話の記憶」の問題集を購入しました。
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「お話の記憶」の問題集
本屋に行くと、小学校受験に向けて色々な種類の問題集があります。
「お話の記憶」の問題集だけでも、迷うくらい多かったです。
結局、色々見て私が購入した問題集はしょうがく社の「ハイレべ 合格ワーク100」という問題集です。
この問題集は100問あり、半分は標準レベルの短いお話で残りの半分はハイレベルな長いお話となっています。
なので、子供の気分や様子などで短いお話にしてみたり、長いお話にしてみたりできるのでとても素晴らしい問題集です。
100問ありますので、ボリュームもあります。
最初はこの問題集しかなかったので、1日に3問くらいさせていましたが他の問題集に「お話の記憶」は集中力がいるので1日1問だけにしてください。と書いてあるのを見て反省しました。
確かに最初は楽しんでしていた息子でしたが、だんだんと集中力がなくなりお話が全く頭の中に入らなくなりました。
それからは、1回だけにしました。
模擬試験前に息子に伝えた事
息子にはお受験や模試の事を話していないので不安でしたが、息子は楽しみにしていたのでそのまま模擬試験を迎えました。
唯一、模擬試験の前に息子とお約束した事は、
- 先生のお話を黙ってよく聞く事。
- 手はお膝に置く事。
- 鉛筆やクーピーは落とさないように使い終わったら必ずケースの中に戻す事。
この3つだけお約束しました。
以前、模試の申込みに行った際に見学させて頂いた授業や生徒の影響もあり息子は早速、自宅学習で予行練習していました。
息子は模試という言葉も知らないので、
「色々なお友達と楽しくお勉強できるみたいだから、楽しみだね。」と話しました。
息子も、「楽しみだね~!どんな事をするんだろう。」をワクワクしていました。
そして、いよいよ模擬試験当日
当日、早く着きすぎたので息子のトイレを済ませてO塾に向かいました。
息子は、緊張する様子もなく「早く行きたい!!」というばかり。
親の私のほうが、ドキドキしていて緊張していました。
塾の中に入ると、すでに何人か来られいて掲示板に書かれてある部屋番号を確認しエレベーターで教室に向かいました。
エレベーターを降りると、教室が二つありました。
男の子と女の子で部屋が別れていました。
中にはまだ入れなかったのですが、ガラス窓から中の様子が見えました。
机の上にはテスト用紙が置かれ、右側にはペンケースが置いてありました。
教室の扉の前にいると、塾生と思われる子供だちが壁側にそってきれいに整列していて隣に母親が並んでいたので、私たちも同じように並んで待ちました。
しばらくすると、先生が上がって来られました。
「終了時間に1階までお迎えをお願いいたします。」と言われ、子供たちは教室に入る前に 一人ずつ入口で名前を言って教室に入って行きました。
心配だったので、息子が入っていくのを見ていると名前を伝えた後に「一般生です。」と先生が言われていました。周りはほとんど塾生でした。
待合室などはないので、近くの書店に行きましたが試験時間が50分でしたのですぐに時間が経ちました。
書店で問題集を色々見ていましたが、問題集の種類が多すぎてどれから手をつけたら良いのかわからなかったので、買いませんでした。
今回は日曜日に模試を受けて、結果を土曜日に取りに行きます。O塾は試験結果がとても早いなと感じました。
通塾生は塾の時に受け取る事が可能ですが、一般生は受け取りに行かなければいけません。
何事も「慣れ」はこわい!予期せぬアクシデントが続々出てくる訳
模試を終えた息子の様子
試験が終わる時間、1階に迎えにいくと息子は誇らしげな顔で先生について降りてきました。
「おつかれさま。」と私が言うと満面の笑みで「ママ、僕できたよ!!」と言いました。その顔は自信に満ち溢れていて、キラキラしていました。
息子が受験する予定の国立の試験は毎年、12月にあります。
受験をしてみようかと考えた4月からはもう数ヶ月しかないので、スタートが遅すぎると感じてはいますが挑戦してみる価値はあると思いました。
結果、どうであれ必ず息子の糧になるはず。
結果はどうであれ、少しは自信がついたのだから。
息子の誇らしげな顔を見た時、挑戦してみる価値を再確認しました。