昔から名門塾で有名なT社の摸試を受けてみました
幼稚園に配布されている月刊誌に、毎回T社の学長のコラムが記載されており毎回目を通していたのでT社の事は知っておりましたが、昔からの名門塾という事もありなかなか敷居が高く模試を受けようかどうか迷っていました。
新しい塾に模試を受けに行くというのも勉強になる反面、雰囲気が全く違うので緊張と疲れで大変です。
ですが、1度は行ってみないと分からないので勇気を振り絞って行ってみる事にしました。
T塾は知的試験であれば、事前予約がいらないので当日そのまま会場に行き申込みをします。当日の子供の体調不良などで行けなくなってしまっても、安心です。
他の塾の模試と違うところは、クーピーやのり、はさみ、鉛筆など各自で持参する物があります。
当日、早めに会場に行くとまだ模試会場の扉が開いていなかったのですがすでに沢山の方が来られていました。
皆様、通塾のバッグを持たれておられたので塾生だとすぐにわかりました。 他の塾は時間ギリギリに来られる方が多いので、驚きましたがすぐに理由がわかりました。
摸試の申込みと摸試前の様子
まず、外部生は受講料を払い、紙に住所や名前などを記入します。
どうやら、こちらの塾は他の塾とは違い試験結果を郵送で送っていただけるそうです。
この日は模試の間に塾長のセミナーが開催されるので、冊子代(500円程度)とT社オリジナルの過去問(4500円くらい)を模試代とは別に購入しました。
そして、模試の前にする問題用紙を受け取り子供と席に座って問題を解きます。
今日、出題される問題と似たような問題かなと思いました。
これを試験が始まる前まで親子でできるので、皆様早く来られていた理由なのだと思いました。
周りの人の進むスピードが速いので、私たちも急いで解きましたが一旦部屋の外に集合するよう声がかかり途中までしかできませんでした。
試験中の保護者の待機場所
試験時間が近づくと、保護者は別室の控室に移動します。
子供が試験を受けている間、別室での待合室が用意されていました。
知的試験の日は、1時間の教育ガイダンスがあるそうです。
本日のセミナーは学長自ら過去の試験問題の解説をお話してくださいました。
男の子と女の子で試験問題が違う事など、初めて知る事も多くとても勉強になりました。
近年は国立の小学校に合格しても、中学校への進級がとても難しくなっていることや、塾で勉強しこれだけの難しい問題ができるようになっても中学受験はもっと難関だと言われていました。
そんな話を聞きながら、あっという間の1時間。
昔からの名門塾という事もあり、本当に親切で丁寧な塾でしたし長年、塾長をされている先生だからこそなのか過去と現在の傾向などを細かく分析されておられました。
摸試を終えての息子の様子
試験を終えて教室から出てきた息子の顔は緊張がとけて笑顔になっていましたが、試験は難しかったと言っていました。
何が難しかったのか聞くと、他の塾とは違ってクーピーの色を探さないといけないので探していると答えの記号を忘れたり、問題を忘れてしまいそうになったそうです。
やはり塾によって、色々と出題傾向が違うので毎回勉強になります。