何も知らなかった夢見心地の頃が懐かしい
国立小学校を受験しようと決めた時、最後は抽選があるので「運」も必要だなという事くらいは覚悟していました。
でも、それでも頑張れば1次だけでも合格するかもしれないと思い息子と家庭学習で勉強してきました。
以前、受験のセミナーを聞いた時に「昔は、何十枚ものペーパー試験をさせて選考していましたが入学してからの学力の向上が見られない事があり、今はペーパーより行動観察が重要視されています。」
と言われていた事を思い出しました。
実際にネットで色々と調べていると、名門塾の先生も「模試で平均点以上あれば、合格する可能性はある。」と言われています。
なぜかというと、国立小学校は成績順で合格しないという事です。
もちろん、ある程度の学力は必要です。その上でその年に国立小学校が要望している人材であれば「ご縁」を頂けます。
どのような人材を望んでいるのかは、分かりませんがネットには色々な事が書かれています。
「積極的な子」、「落ち着いた子」、「行動力のある子」。「合格顔」があるという不思議な事まで。塾の先生は、なんとなく「この子は合格するな。○○校の雰囲気に合っているな。」と分かるそうです!
国立小学校はその大学の方針にそった教育プログラムを実験する学校なので、プログラムや教育実習生に協力的な子が有望。これは納得しました。
あとは、公共交通機関を利用して通学するので「マナーを守れる子」。これも納得です。
ただ、行動観察のあの短い時間の中で決まってしまうとしたら「ご縁」以外なにものでもないです。
広島国立小学校の合格率はどのくらい?
昨年度、受験された方の情報によると広島大学付属小学校の試験はAグループとBグループに別れます。
Aグループは4月2日~9月30日生、Bグループは10月1日~4月1日生です。昨年は男女共に受験者数が200名を超えませんでしたが、仮に男子200名の受験者と想定して1次合格者が65名~70名、その後の抽選で32名ということは最終的にはAグループから16名、Bグループから16名ということになります。
改めて考えると、凄い倍率ですよね?
東京は14倍なんていう小学校もありますので、広島は少ないほうかもしれませんがお受験の事がだんだんわかってくるにつれて狭き門の現実をひしひしと感じるようになりました。
これはもう「ご縁」としかいいようがない。
1次に合格しなかった人の中にも、ペーパーで上位の人はいる現実。
息子は模試を受けさせていますが、結果は知りません。100点中何点で何位という事も話していません。できなかったところを復習し、できたところは褒める!!だけです。
受験の事も知らないので、試験を受けてご縁があれば違う小学校に行くという事も知りません。
何度も話そうかなと思ってはやめました。最初に主人は「ダメもとで挑戦させてみたら?」と言いました。ですが、せっかく受験するならそれなりにある程度できるところまでは勉強させて受けさせたい。と思い、勉強してきました。
苦手な問題は、苦手として何回かは復習しますがあとは出題されない事を祈るだけです。これも「運」ですね。
家庭用のプリンターで、何枚の問題集をコピーしたことか・・・。いやいや、まだ終わってないのですが結構、勉強しましたよ。
でも、息子にはどうしても改善できない事があるのです。それは、スピード力。
模試も試験も「制限時間」があります。先日の模試でも、えんぴつを置いて見直していたら間違いに気がついたんだけど、時間が来て直せなかったと言っていました。
時間いっぱいまで、えんぴつは置いたらダメですね!色々な事を今更ながら、勉強しています。