※2107年12月23日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2018年1月30日に再度公開しました。
試験後の息子の様子
前日の女子の試験内容が簡単だったので安心していましたが、試験から戻ってきた息子は暗い顔をしていました。
理由を聞いたら、難しい問題もあり時間も短くてできなかったと言っていました。
試験内容を忘れるといけないので、お昼ごはんを食べに近くのレストランに移動しすぐに聞きました。
今年の附属小学校の受験問題
まず、最初にあったのは「椅子替えゲーム」でした。
色のついたゼッケンを着て□の形で並べられた椅子に座り、真ん中にいる先生の指示に動くゲームです。このゲームのルールは、「走ったり、人を押してはいけません。」というルールがあったそうですが、男の子はほとんどが走ります。
女の子は「一度座った席に座ってはいけません。」というルールがあったそうです。
そのまま、続けて「じゃんけん列車」でした。
広島大学附属小学校ではよく出題されるもので、「かもつ列車」の歌を歌いながらじゃんけん列車をする課題です。「勝った人は負けた人の後ろに行きましょう。」というルールのみで、最後の一列になるまで、続けたそうです。
その後は、「ビデオ鑑賞」でした。
大きなテレビがある部屋に、横二列に椅子が置いてあります。日本昔ばなしのビデをを何本か見るそうです。試験官が4人立っていて、チェックしているそうです。
ビデオ鑑賞の部屋はとても賑やかで先生が注意をしていたそうです。
ペーパー問題は全部で5枚でした。赤いクーピーが二本のみ用意されていたそうです。
まず、毎年出題される「お話の記憶」
これは、初めて分かったのですがテープでお話を聞いてから問題用紙が配られるそうです。問題を解くまでに、時間が空きますのでかなりの「記憶力」を要します。今回のお話も天気がコロコロ変化したり、傘の柄やケーキの種類、4人の家族など記憶する内容が沢山出てきて複雑な内容でした。
あとは、息子の記憶もあいまいになってくるのですが「同じ使い方をするもの」に〇をするという内容でした。例が「釣り竿の絵と魚の絵」だったので、これに似た使い方の絵が6個書かれていてその中から複数選ぶというものでした。
「回転図形」の問題
図形が描かれてあり、「〇回転がるとどの絵になるでしょうか。」という問題。
あとの残りの2問が難しかったそうです。
一つ目は、「つりあいのシーソー」の問題。
お約束のシーソーが書かれてあり、お約束と同じように釣り合うシーソーを選びなさい。というもの。この問題は、何度もしていたので得意でしたが自分で書くのではなく、横長の四角の中に3つのシーソが書かれているものが3個あり、全てチェックしながら〇をつけるようになっていたそうです。模試よりも、時間が短くて最後の問題までたどり着けなかったと言っていました。
もう一つは、「投影図」の問題。
立体的な積み木が積み上げられていて、鳥からみた図を選ぶというもの。
これは、息子が得意な問題だったのですが今までやったことがない出題方法でしたので時間が足りなかったと言っていました。
模試や自宅では、白い積み木のみでの出題だったのですが今回は「6面のうち、1面が黒で5面が白」という内容。しかも、これは一つの枠の中に4個の積み木が書かれていて枠が3個あったので全部で12個を全てチェックしなければいけません。
附属の問題は、時間制限が短いと聞いていたので日ごろからトレーニングしていたのですが、今までしたことがない問題に戸惑ったみたいです。
最後に、「口頭質問」でした。
これは、男女の共通問題だと思って練習していましたが違ったそうです。
「好きな動物はなんですか。」だったと言っていたので、「練習していたから良かったね!」と言ったら、でも「それはどうしてですか?」ではなく「その動物はどんな動物ですか?」だったよ。と言っていました。何とか、答える事はできたそうですがこの口頭質問は今までとは全く変わってきているので、「パターン」を決めないほうがいいです。何を聞かれても、即座に自分の言葉で説明できるような能力を求めているのでしょうか。
試験中の室内温度
広島大学附属小学校は説明会の時に、改装して冷暖房完備だと聞いていましたので暖かいのでは。と思っていましたが、教室が寒かったと言っていました。息子は白いポロシャツの下にユニクロの極暖の下着を着せて、長袖のVネックのセーターを着せていましたが、とにかく寒かったと言っていました。
ベストを着ていた子も寒そうでした。東京など、国立小学校の試験日が早いところならベストで良いと思いますが、広島の国立小学校はベストでは寒いと思います。