問題集は繰り返して使用できない
小学校受験で、ほとんどの小学校が出題している「お話の記憶」。
今までは、以前ご紹介した奨学社の「ハイレべワーク100」を使用していました。
この問題集は、短文と長文で分かれているのでお話の記憶を始めた時は短文から慣れさせる事ができるので、とても重宝しました。
昨年までで、2回は繰り返ししました。
東雲小学校に向けて、3回目をしようとした時に気がつきました。
もう、物語を覚えてしまっているので回答もなんとなく覚えてしまっていました。
小学校受験の問題集は高いので、中古で販売されているものを使う
もう少し、ハイレベルな「お話の記憶」
そこで、こちらを購入しました。
こぐま会の「話の内容理解」
こちらは、文章のみですので回答は「口頭」で答えなければいけません。
回答の絵がないので、頭の中で想像しておかないと答える事ができません。より集中力が必要です。
なぜこの本を選んだのかというと、広島大学附属小学校の受験の時に問題文を聞いてから回答用紙が配られたと聞いたからです。
ただでさえ、子供の脳は忘れやすいのに時間が空いてしまうと記憶があいまいになってしまいます。
自宅で勉強する時は一人だけしかいませんので、あえて時間を空けて回答させるようにしていましたが、やはり答えがあいまいになっている事が多く、もっと頭の中で色や動物、公園の遊具、人物の心情などを想像できるようにならなければと思ったからです。
息子はお話の記憶が得意でしたが、広島大学附属小学校の試験のお話の記憶が長文でお天気や傘の柄がコロコロ変わるような複雑さがあったので、試験の後で聞いた時にできた自信がないと言っていました。
回答時間も短いので、悩んでいる時間はありません。
1問10秒くらいだと思います。
本の中には、お話がたくさん!
早速、中を開けてみると短文から長文まで沢山のお話が書かれており、こちらも子供の気分や調子に合わせる事ができます。
回答は、口頭で答えなければいけませんので初めは変な文章で答えてしまったりしていましたが、すぐに慣れました。
東雲小学校も、口頭質問が出題されていますので一石二鳥の勉強法かなと思います。
自分の思った事を言葉で話す時、「~が」、「~に」などの使い方を間違えてしまうと文章がおかしくなってしまいます。すぐに気がつけば良いのですが、なかなか6歳児できちんと話そうと思うと難しいです。
家庭学習で小学校受験は可能か、気になっていた通信教材をご紹介
6年間の通学はとても長いので、色々な事を経験する
私立や国立などの小学校が求めているのは、「自分のことは自分でできる自立心」やあいさつやマナーなど「社会性」のある子どもです。
その理由は、公共の交通機関を使用しての登下校がありますので、毎日の通学の中で何かトラブルやハプニングが起こった時に自分の言葉できちんと伝える事ができたり、他の乗客に配慮ができる事が必要だからです。
6年間はとても長いです。急な悪天候(台風、雪、大雨)などの時に、どうしたら良いのかを考えて行動できる子どもにならないといけません。
1年生の時は、上級生が助けてくれる事も多いと思いますが上級生になると、下級生を助ける事もあると思います。通学途中に、色々な人と出会い学ぶ事も多いのでたくさんの経験をして逞しくなりますね。