大手3社の模試を受けいた理由
お受験を決めてから、家庭学習で勉強をしていたので息子の学力がどのくらいのレベルなのかどうかが気になっていました。
塾で教える内容がどうゆうもので、塾生はどのような雰囲気なのか興味があり模試がある塾を探しては受に行っていました。
お受験中、一番気になったのは「模試の結果」でした。
息子の学力がどのくらいのレベルなのか。順位や偏差値などは模試でしか知る事ができないので、大手3社の塾の模試を受けていました。
この模試、だいたい1回の受講で平均4000円~5000円します。塾生だと少し割引があります。特に3社の塾の中でT社は、当日会場で過去問や塾で行ったテスト問題などが別で毎回販売されるので模試代とは別に3000円~4000円かかります。その他、当日子供が受けた模試と同じ問題を500円で販売しています。
この問題集は、希望者だけなので購入しなくても良いのですが塾に行っていない不安や興味もあり私は毎回購入していました。
なので、3社の模試代だけでもかなりの金額になりました。
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模試の内容も塾によって違います
この模試ですが、3社とも全く違いがありとても勉強になりました。
まず、O塾の模試は3社の中で一番受講が多い模試です。内容はほとんどペーパーで巧緻性が最後にありました。問題の内容は3社の中で一番、簡単で分かり易い内容のものが多いので子供が理解しやすい模試です。模試を受講する人数も多いので、子供の順位がどのくらいなのかを知る事ができます。
そして、次にOスクールです。Oスクールの模試はペーパーで50点、残りは巧緻性や行動観察、リトミックや口頭問題などで50点の配点です。模試の回数は少ないのですが、広島大学附属小学校の試験と同じようにゼッケンをつけたスタイルで行う事もあり本格的な内容です。
ただ、O塾より問題数は少ないものの難易度は上がります。ペーパーでの平均点も高くありません。国立小学校はペーパーだけでは合格できないので、1番似たような採点方法なのかな。と思います。
最後に、T社の模試です。T社は1番難易度が高く塾生ではない人がいきなり受けるとびっくりします。広島大学附属小学校の過去問に似た問題もたまに出題されますが、基本的に「思考」する問題が多いです。リトミックやゲームなどの行動観察も単純なものではなく、かなりレベルが高いです。
ですが、塾生は塾で同じような問題をしているのか満点近い点数を取ります。模試の結果には1位~10位までは実名で名前と点数が書かれてある結果表がもらえます。毎回、上位に外部生が1人おられましたが本当にレベルが高いです。
塾の模試結果は信じて良いのか
全国的に、塾の「模試結果」は信じて良いのかどうか悩んでおられる方は多いと思います。
これは、賛否両論あると思います。皆様はいかがでしたでしょうか。
私立なら、模試結果は繁栄されると思います。ペーパーができて、行動観察や親子面接で特に問題なく学校の校風に合えば合格します。
私も、毎回ネットで検索していました。塾によっては合格圏かどうかが書かれてある塾もあります。息子も夏過ぎまでは、模試結果が上がったり下がったりしていました。でも、基本的に順位は上位のほうでした。
3社の塾の模試結果を毎回、照らし合わせても模試だけなら「合格圏」でした。
ですが、今回広島大学附属小学校を受験して思った事は「国立小学校においては、模試の結果は関係ない」という事です。そう感じたのは我が家だけかもしれませんが、国立小学校の「求める子供像」や選考基準は結局最後まで分かりませんでした。
塾でトップでも、合格できない事があるので「国立小学校のみの受験はお断りします」という塾があるのも納得しました。
塾の模試を受けて良かったこと
色々な塾の模試を受ける事で、出題内容に慣れる事ができたので良かったなと思った事と、子供も塾生や模試の受講生と「顔見知り」になれるので試験当日は安心して受験できました。リトミックや行動観察も、塾の模試でやった事と同じ事だったので特に戸惑う事はなかったみたいです。
Oスクールの模試内容が一番、今回の試験の出題内容に似ていました。同じような問題も出題されていましたし、リトミックはそのままでした。
ただ、模試に慣れる事で「子供らしさ」が出なくなることもあります。リトミックやゲームに慣れているので、なかなか「笑顔」になれません。
模試を受けた事がなく、ぶっつけ本番で受けた方のブログを見ていると試験を受けた後の子供の感想が「楽しかったー!」という感想が多いです。
逆に、模試を受けた事がないので当日、試験に向かう直前に子供が不安になり泣き出しそうになったというハプニングが書かれてあるブログも見ました。
試験直前までは親子で待機しているので安心ですが、試験会場には子供だけが立ち上がり試験会場に行くので急に寂しくなるお子様がいても不思議ではありません。
当日の受験者は、ほとんどのお子様が初めての小学校で受験するので「試験」ということが分かっていても緊張したと息子も言っていました。
試験を終えて改めて、考える事が多くとても勉強になりました。