東雲小学校は、研究熱心な小学校
広島大学附属東雲小学校の受験内容は、毎年予想がつかないほど変化するそうです。
以前、T社の模試を受けた際の『教育ガイダンス』で、広島大学東雲小学校は歴史が長いのでとても研究熱心な学校だと言われていました。
私立や広島大学附属小学校での試験内容も、東雲小学校から発信された内容が多いそうです。
テレビやニュース番組で、「最近の子供は〇〇ができない」というようなものが取り上げられたら、すぐに試験問題として出題される傾向があると言われていました。
確かに、過去問を見ていると試験時間が長い割にペーパーは1~2枚程度しかありません。
平均台や鉄棒などの運動もあれば、何人かのグループで行うような「協調性」を試す試験もあります。みかんの皮をむかせてみたりする年もあり、調査課題が定まらないほど様々です。
このように毎年、新しい取り組みで出題課題を研究しているのが、東雲小学校です。
広島大学附属東雲小学校の「求める子ども像」とは
『求める子ども像』は説明会の時にいただきましたが、
「やってみよう」(意欲)
「こうすれば」(創造力・思考力)
「いっしょにやろう」(実践力)
「なるほど」(受容力)
「最後まで」(集中力・忍耐力)
「どうだったかな」(思考力・判断力)
ただ、全てにおいて「できる子供」を合格するのではなく「できなくても、最後まで諦めることなく頑張る子」や「協調性があり、心の優しい子供」を求めています。
なのである意味、小学校受験における学校の中で一番難しいと思われる学校のような気がします。
どの塾も「対策ゼミ」はされていますが、「模試」は1回しかしない塾がほとんどです。広島大学附属小学校の受験が終わってから、東雲小学校の試験まで日がない事も理由の一つだとは思いますが、おそらく「過去問」をしてもまた新しい課題が出題されるので検討がつかないのかなとも思います。
近年、毎年のように出題されているのが「お話の記憶」と「口頭質問」が多いのでこちらを重点的にするしか対策がないのですが、一番問題なのは「試験時間が長いこと」ですね。
広島大学附属東雲小学校受験に向けての課題!苦手な鉄棒を克服するために!
試験時間が長いので、考査課題以外での判断も
広島大学附属小学校の試験のように、「ビデオ鑑賞」など席に座らせて待たせるような事があれば良いのですが、広い大きな部屋に絵本や積み木のようなものがあり「ここで、しばらく自由にしていてください。」なんて事があれば、大変です。
女の子より、男の子のほうが活発なのですぐに「戦いごっこ」や「遊び道具の取り合い」、走り回ったり、人にぶつかったりと想像するだけで恐ろしくなるようなシュチュエーションも考えておく必要があると思います。
「人にぶつかってしまった時」、「ぶつかられた時」に子供がどのような行動をとるのか、「戦いごっこ」や「追いかけっこ」しようと誘われた時に、どう答えるのか。予想外の事が、沢山起こります。
「校門に入って、出るまでが試験だからね!」と言い聞かせても、「このお部屋で好きなように遊んで待っていてね。」と言われたら、気が緩んでしまうのが子供です。普段はおとなしい子供でも、つい調子にのってみたり真似をして同じような行動をとってしまうこともあります。
試験時間が長いので、再度きちんと確認しておくことが大事です。
トイレの心配はありませんか
長い試験時間の間にお弁当も食べるし、もしお腹が痛くなりトイレに行きたくなったら・・・。和式しかなかったら・・・。など不安や心配でいっぱいになります。
息子の幼稚園は和式トイレがも洋式トイレもあるのですが、和式だとなかなか行きたがらずに自宅に帰るまで我慢してしまうことが多いです。
一度だけ、公園で遊んでいた時に和式トイレしかなかったので仕方なくしていましたが、小学校のトイレはどうなっているのでしょうか。
朝早くから朝食をしっかり食べさせ、自宅で済ませて行かせたいものです。
広い校舎に興奮して、廊下を走り回ったりしないように言い聞かせておく事は山ほどあります。
考えたら、きりがありませんが男の子は調子に乗りやすいので心配です。